現在、三兄弟でお世話になっています。
長男はエレメンタリー、次男は年中、末っ子はプレと、それぞれ違う成長段階で通っています。
長男は転園してこの園に来ましたが、ここで過ごす姿を見て、子どもの育ちについての私自身の考え方が大きく変わりました。
子どもが人生を平和に、幸せに生きていくために本当に大切なことは、何かを早く「できるようにする」ことだけではなく、その子自身が考え、選び、夢中になり、自分の力で歩いていくことなのかもしれない。
そんなことを、三人の子どもたちの日々の姿から教えてもらっています。
先生方は、子どもたちのことを本当によく見てくださいます。
ただ優しく見守るだけではなく、その時の子どもの姿を丁寧に観察し、必要なことは親にも率直に伝えてくださる。その言葉には、子どもへの深い信頼と愛情があり、親子でその課題に向き合っていくことで、「環境でこんなに変わるんだ」と驚くような成長に出会うことがあります。
三人をそれぞれの年齢で見ていると、同じ「子ども」でも、成長の段階によって必要な環境も、かける言葉も違うことがよく分かります。
長男の時に父母会で開催してくださっていた勉強会や、末っ子がプレに通うようになってからは、子どもの成長段階や、その子に合った声のかけ方をより繊細に日々学ばせてもらうようになりました。
そして、それを長男や次男との関わりにも生かせるようになり、子どもの姿を見る私自身の目も少しずつ変わっていきました。
もちろん、今でも子育てに迷ったり、どう声をかけたらいいのか分からなくなったり、余裕が無いと感じる事もあります。
それでも、以前より少し立ち止まって子どもの姿を見ることができるようになり、「今、この子に必要なことは何だろう」と考えられることが増えました。
子どもだけでなく、親も一緒に育ててもらっているような感覚があります。
「お仕事」の時間には、自分で選び、考え、夢中になって取り組む子どもたちの姿があります。
家では賑やかで元気いっぱいな子どもたちも、園ではそれぞれが自分で選んだことに驚くほど静かに集中し、夢中になっています。
三人それぞれが、自分のペースで少しずつ世界を広げていく姿を見ていると、その成長の一つひとつがとても愛おしく感じられます。
手先の器用さだけではなく、身体の使い方、落ち着き、人との関わり方、自分のことを自分でしていく力。
そうしたものが、特別な時間だけではなく、毎日の小さな積み重ねの中で育っているように感じます。
三人それぞれの「今」を見ながら、昨日とは少し違う姿に出会う。
一日一日が奇跡のようで、子どもが育っていく瞬間を、日々目撃しているような感覚があります。
この園で大切にされていることは、特別なこととして与えられるのではなく、毎日の生活そのものの中にあるのだと思います。
この園で大切にされていることは、特別なこととして与えられるのではなく、毎日の生活そのものの中にあるのだと思います。
集中すること。
自分で選ぶこと。
人と心地よく関わること。
自分の身体を大切にすること。
そして、自分の力を信じること。
また、毎日の給食がとても丁寧に考えられていることや、防災について子どもたちが学ぶ機会が多く設けられていることにも、この園らしさを感じます。
食べることも、自分の身体を守ることも、子どもがこれから生きていくうえで大切なこと。そうしたことまで、特別な行事としてではなく、日々の暮らしの中で自然に積み重ねてくださっているのだと思います。
一つひとつは小さなことに見えても、その積み重ねが、その子がこれから人生を平和に、幸せに生きていくための土台になっていく。
三人の子どもたちを通して、そのことを実感しています。
まだまだ挫けたり、悩む事も多いですが、気がつけば、子育てそのものは以前より少し楽になりました。
子どもをすぐに変えようとするのではなく、まずその子をよく見て、信じて、必要な時にそっと手を添える。
そんな向き合い方を少しずつ、この園で教えていただいているように感じています。
三人の子どもたちが、それぞれの場所で、それぞれのペースで育っていく姿を見られること。
そして、私自身も迷いながら、一緒に育っていけること。
その時間そのものが、私にとってかけがえのないものになっています。