横浜・モンテッソーリ幼稚園について

一人でできるように
手伝ってください

私たちの園の標語

高根学園の歩み

1986年9月
横浜市青葉区にマリア・モンテッソーリ教育研究所付属
「こどものいえ」を開校
2000年4月
横浜市青葉区に学校法人高根学園「横浜・モンテッソーリ幼稚園」 を開校
こどもの家を開園して数年たった時、このこどもの家に都心から通園していた男の子が卒園したあと、その子の弟さんが都心の幼稚園に入ることに嫌がって泣き出してしまいました。お兄ちゃんの幼稚園に行きたいというかたい願いが幸運にも奇跡となって実現することになったのです。
ご兄弟様のおかげで幼稚園がお父さまの尊い御寄付で誕生したのです。

モンテッソーリ教育との出会い

生まれながらのモンテッソーリアンであると思っています。
8人兄弟の5番目、姉2人、兄2人、妹2人、弟1人という組合せの中央に位置して幸運でした。
縦割りの教育方法を行っている、イタリア、オランダ、アメリカで実地で学ぶことができ、また、多くの外国人のモンテッソーリ教育者に出会えたことが、より広い世界観となっているのでありがたく思っています。(高根文雄せんせい)

高根文雄(一般社団法人 モンテッソーリ教育研究会 代表理事)
AMI国際モンテッソーリ協会オランダ本部より要請を受け、AMI日本代表理事に就任し、20年間その職を務める。

お誘いの言葉

イタリア初の女医であるマリア・モンテッソーリは、長きにわたり幼い子供と過ごし観察を重ねる中で、子供の生命に自然に備わる偉大な力を発見し、

「教育は生命への援助である」と述べました。

教育とは教え込むのではなく、子供の内に秘めた可能性を引き出すことです。モンテッソーリは、子供は環境しだいで限りなく成長ができることを証明しました。

私どもでも、一人一人が生まれながらにして持つこの素晴らしい力を十分に開花できるよう、彼らが初めて経験する”小さな社会=環境(幼稚園)”を整えるように努めております。3~6才は社会的要素がつくられる大切な時です。この時期に3才から6才までの異年齢の縦割りクラスの中で共に過ごすことは非常に重要です。子供たちはこのような環境で徐々に思いやり、助け合いながら社会性を身につけ、小さな社会を築きあげ、自然に社会性が育まれていきます。

クラスには、子供の自然な発達段階に沿うよう研究された科学的な教材が用意され、子供は自分で活動を選び、満足出来るまでくり返します。自分の興味があることなので、自然に集中力や探求心が芽生え、さらに自分で出来るという経験を積み重ねることで喜びに満ち、自信が出来、さらには人を思いやる心の豊かさが育まれます。

このような平和な雰囲気の中で、子供たちは自分で自分を創り上げていきます。

「一人でできるように手伝ってください」というモンテッソーリの言葉に対して、 子供達は「一人でできるようになりました」とこたえてくれます。

子どもはその置かれた環境の中から、動き、言語、文化、生活様式などを、生まれながらにして持つ生命のエネルギーによって吸収し、身につけ、その環境に適応して生きていくのです。この時期の環境の質がその子どもの人格となり、一生の宝を持ち続けるものとなります。

私たち高根学園スタッフ一同は、子どもの敏感期に配慮し、その持っている潜在能力が十分に発揮できるような教育環境を整えております。 お父様お母様とご一緒に、大切なお子様の成長のお手伝いができることを楽しみにしております。

どうぞ、いつでもご来園いただきますようにお待ちしています。

高根学園 理事長
高根 澄子